【FB広告連載第9回】
Facebook イベントのトラッキングの設定方法についてブログ第 7 回からご説明してきました。しかし、1 つ目の方法である fbq() を全ての Web ページに埋め込む方法は、Web サイトの編集も必要になるため手間がかかる上に、どこに・どの種類の fbq() を埋め込んだかも忘れてしまう可能性があります。そこで今回は、オススメする 3 つ目の Google Tag Manager を利用する方法をご紹介いたします。
Google Tag Manager の設定方法
Google Tag Manager を使って、実際に Facebook イベントをトラッキングする方法をご紹介します。今回は、赤枠の画像「App Store からダウンロード」をクリックしたら、リードがカウントされるように設定します。

1 ) トリガーの設定
①まず、ワークスペースタブの「トリガー」を選択し、「新規」をクリックします。

②設定するトリガータイプを選択し、名前を入力します。〈今回は「クリック(すべての要素)」を選択します。〉

③画像をトリガーとする場合は、「Click Classses」を選択し、サイトの HTML ソースを見るなどして画像の Class 名を入力します。全ての入力が終わったら右上にある「保存」をクリックしてください。これでトリガーの設定は終了です。

2 ) タグの設定
①ワークスペースタブの「タグ」を選択し、「新規」をクリックします。

②設定するタグタイプを選択し、名前を入力します。〈今回は「カスタム HTML」を選択します。〉

③トラックしたいイベントは ”Lead” なので、fbq に ”Lead” を埋め込みます。

④先ほど設定したトリガーを選択して、右上の「保存」クリックします。これでタグの設定は終了です。

3 ) Google Tag Manager が機能しているかの確認
①まず、左上にある「プレビュー」をクリックします。

②自分のサイトにアクセスすると、下記のようなプレビュー画面が同時に表示されます。

まだ、画像「App Store からダウンロード」がクリックされていないので、「Tags Fired On This Page」には、先ほど設定した「デモ_FBイベントタグ」は表示されていません。

③「App Store からダウンロード」の画像をクリックすると、設定した「デモ_FBイベントタグ」がトラッキングされています。

④Facebook マネージャーを開きます。左上のメニューから「イベントマネージャ」を選択し、タブ「データソース」から設定したピクセルをクリックします。

⑤イベントを数値とグラフで確認することができます。

以上で 3 回にわたる Facebook イベントのトラッキングの設定方法の説明は終了になります。ぜひ設定してみて、広告運用に役立てください。
« 前の記事: (F8) Facebook イベントのトラッキング の設定方法 (2/3)
次の記事: (F10) Facebook 広告のターゲティング »
【連載一覧】- (F11) クロスプラットフォームマーケティング
- (F10) Facebook 広告のターゲティング
- (F9) Facebook イベントのトラッキング の設定方法 (3/3)
- (F8) Facebook イベントのトラッキング の設定方法 (2/3)
- (F7) Facebook イベントのトラッキング の設定方法 (1/3)
- (F6) Facebook ピクセル設定方法
- (F5) Facebook 広告マネージャの特徴
- (F4) Facebook 広告を出稿する
- (F3)Facebook 広告のアカウント開設
- (F2) Facebook 広告の種類と料金の仕組み
- (F1) Facebook広告の基礎
【Voice4u について】
弊社では Google 広告や Facebook 広告など、企業のオンライン広告運用を支援いたします。広告のゴールの提案、戦略策定、広告の設定、カスタマイズや改善といった通常の広告運用作業に加えて、数値に基づいた効果測定と分析、広告費用効果を最適にするウェブサイトの改善などコンサルティングサービスもご提供。御社の販促活動を総合的に支援します。
お問い合わせはこちらまでどうぞ。
https://voice4u.jp/contact/
[…] ブログ 9 回目 https://voice4u.jp/2020/07/11/facebook-evet-tracking3/Facebook ブログ 11 回目 […]